欠陥住宅・建築会社の倒産
欠陥住宅・建築会社の倒産
Q1.欠陥住宅って具体的にどんな家?
A.雨漏りや基礎や構造の手抜きによる家の傾きなど「住まう」という家の基本的性能が欠如している住宅です。
まず欠陥住宅として一般的でもあり、よくあるのがやはり雨漏りする家です。次に基礎の構造の手抜きです。家自体の耐久性が著しく低くなってしまうため問題としても非常に大きいのですが、なかなか床下等を見ることがない為、ばれる割合も低いというのが大問題のところです。次に地盤沈下が起きるパターンです。よくテレビでも「傾いている家」等と紹介されていますので良くお分かりになると思いますが、問題なのは家が傾くことによって壁や躯体にヒビが入ってしまうということです。下手をすると倒壊する恐れもある大問題がこの地盤沈下です。
Q2.欠陥住宅かどうかを見極めるには?
A.「契約書通りに設計されているかどうか」「建築基準法に違反していないかどうか」です。
欠陥住宅かどうかは、契約通りに設計されているかどうかということがあります。契約している図面通りの設計となっていないのであれば、やはりそれは欠陥住宅だと言えるでしょう。また建築基準法という法律がありますので、建築基準法を違反していないかどうかということも尺度の一つになります。このように契約及び法律にのっとった住宅になっているかどうかが、最低限欠陥住宅かそうでないかの分かれ道になるでしょう。
Q3.工事中に行われる検査には何がある?
A.多くの検査が存在しますが、回数とともにその中身が大事なんです。
工事中に行う検査には、「自社検査」「第三者機関検査」「自治体の検査」の3つがあります。「自社検査」は任意の検査となりますが、「自治体の検査」と「第三者機関検査」は必ず受けて頂く必要があります。住宅瑕疵担保責任保険における現場検査として、第三者機関による2回の検査が義務付けられていますが、アイフルホームでは義務づけられている「基礎配筋検査」、「躯体検査」に加えて「外装下地検査」を含めた3回の検査を実施しております。またアイフルホームには着工からお引渡しまでの間、アイフルホーム独自で行う8回の「品質検査」があります。その中で、着工、中間検査、木完検査、完成検査の4回の検査については、お客様が立ち会ってご自身の目で現場を確認して頂いた後工事を進めます。また検査には独自のフィールドチェックリストという書式を使って200項目以上のチェックをし、写真も残しますので、お客様にさらなる安心の住まいをお届けする事ができます。
Q4.雨漏りが心配なんですが?
A.雨漏りが起きないようにするための対策としては、手抜き工事を行わない業者を選び、いかに施工中しっかりと監理を行うかということにつきます。
雨漏りをする可能性がある箇所としては、屋根や壁、窓サッシ、バルコニー、バルコニーの排水口などです。まずもっとも雨漏りする可能性の高い屋根ですが、原因としては屋根材のずれや欠け、ひび割れ、劣化などが考えられます。他にも屋根材の下に敷いている防水シートの重ねが足りなかったり、シート自体が破れていることがあります。屋根の場合どの部分から雨漏りをしているのかが特定しづらく、場合によっては屋根材を一枚一枚剥がして修理を行う必要があります。次に雨漏りが起きやすいのは壁です。モルタルやサイディング自体のひび割れや、目地部分のひび割れ、そしてタイルなどが浮いている場合に雨漏りする可能性が高くなります。また窓サッシ付近は特にひび割れやすくなっていますので、注意が必要です。次はその窓サッシです。窓サッシにおいては、窓枠に防水紙がしっかりと貼られていなかったり、コーキング剤が劣化していたり、防水テープが貼られていなかったりすると雨漏りが起きやすくなります。アイフルホームではこういった雨漏りが起きないようにするためにフィールドチェックリストを使い1邸1邸チェックしております。厳しい基準を設け、きちんと施工させていただきます。
Q5.欠陥住宅にならないためには、何に気をつけたらいいの?
A.欠陥住宅にしない為のポイントは2つ。「業者選び」「現場のチェック」です。
欠陥住宅にしない為には、まずはいい加減な業者を選ばない事が大事です。そして建築中の現場もしっかりとチェックする必要があります。アイフルホームでは 200項目以上の細かいチェックを実施しております。お施主様の目でも、建築中の大切な場面での検査に立ち会っていただいております。そして保険法人である「JIO」の現場チェックを受けます。このチェックは法律では2回ですが、アイフルホームでは更に1回多く3回受けています。
Q6.欠陥住宅は直してくれないの?
A.「欠陥住宅である」という証明が無ければ、直して貰えないケースが多いです。
せっかく苦労して手に入れたマイホーム、絶対に避けたいのが欠陥住宅だと思います。「欠陥住宅だったらすぐに直してもらえばいい」と思われる方もいるかもしれませんが、業者が欠陥住宅だと認めなければ直してくれることはありません。最悪の場合裁判を起こす、ということになれば費用も時間もかかってしまいます。せっかくのマイホームを欠陥住宅にしたくはないですよね。そのためにもやはり信頼できる業者を選ぶ、ということが非常に重要になってきます。
Q7.住宅性能表示制度ってなに?
A.住宅の品質確保と消費者の保護を目的としてつくられた制度です。国が定めた、住宅向けの「通知表」のようなものです。
住宅性能表示制度とは、住宅の性能を明らかにして、その性能が達成された住宅を引き渡すための仕組みで、住宅の品質確保と消費者の保護を目的に作られたものです。なかなか見た目などでは分かりにくい住宅の性能を、10の分野で数値評価しています。10の分野とは、音環境、光・視環境、温熱環境、構造の安定、高齢者等への配慮、防犯、空気環境、火災時の安全、劣化の軽減、維持管理への配慮、があります。これら10の分野を数値等で表示してくれますので、お施主様にとっては非常にわかりやすく、安心な住宅だといえます。アイフルホームは基本仕様で4つの分野(構造の安定、空気環境、劣化の軽減、維持管理への配慮)で最高等級をとっています。ただし性能表示は、最高等級、最低等級という印象だけで判断するものではありません。すべて最高等級が理想的ですが、それではお金が非常に高くなってしまいます。家を建てる時に、どんな生活環境の中で、どのような暮らしをしたいのか、そのための家の性能はどうあるべきなのか、どこを重視するべきか。性能表示はこれらを検討するための目安です。
Q8.シロアリ対策は大丈夫?
A.シロアリは床下などの暗くて湿気のある場所を好みます。主な対策は「床下の湿気対策」と「木材の防蟻処理」の2つです。
シロアリは床下など湿気が多く、暗くて空気に触れないところを好みます。ですから基礎や土台についてしっかりとシロアリ対策をしておかないと、シロアリが発生して家の耐久性を著しく損なうことになってしまいます。普通に生活している限り、被害に気付かないことが多い為、適切な措置が出来ているかしっかり確認することが大切です。アイフルホームでは、①全周床下換気工法で土台と基礎の間に空気を通し、床下の空気の滞留を防ぐことで湿気から守る工夫をしています。②木材の防蟻処理についてはシロアリが侵入する恐れが高い地表から1mまでの全ての木材に防蟻剤を塗布しております。更に最もリスクの高い土台には業界最高水準の処理を施した万全の防蟻対策をしております。③更に基礎のコンクリートにはガントナーMC工法という防蟻薬剤を全面に散布して万全を期しています。
Q9.構造はしっかりしているの?
A.現在の建築許可を受けている建築物は全て、100年に一度の大地震に耐えうる最低限の構造基準となっています。会社基準や検査体制により強さが大幅に異なります。
平成12年4月1日に施工された「品確法」の中で定められた「住宅性能表示制度」は10分野のモノサシで住宅の性能をはかるものです。その一つが「構造の安定」になります。「構造の安定」とは地震・風・積雪に対して建物の強さを評価するものです。この基準の一つに「耐震等級」があります。耐震等級は1から3まであり、「1」の基準は阪神淡路大震災クラスの100年に一度の大地震に耐えうる構造基準です。「2」はこの1.25倍以上の強さとなります。「3」は1.5倍以上の強さとなり、消防署や警察署などがこの基準で建てられています。つまり、耐震等級3は災害時でも絶対に倒れないと思われる国が定める最高の基準です。
Q10.住宅にはどんなトラブルがある?
A.住宅のトラブルは、契約におけるトラブル、工事におけるトラブル、品質におけるトラブルの3つに分けることができます。
大きく分けると3つのトラブルがあります。契約におけるトラブルとは、内容を決めきる前に契約を締結してしまい、言った言わないの論争になってしまうことです。工事におけるトラブルには、いい加減な工事をしていたり、施工期間が延長することでのトラブルです。品質におけるトラブルは、ほとんどが完成後にはなりますが、欠陥住宅によるものです。そして、これら3つのよくあるトラブルには、更に根の深い3つの問題が潜んでいます。それは、コミュニケーションの問題、業者選択の問題、お客様の主体性の問題の3つです。やはり、業者と円滑なコミュニケーションを取ることができていれば言った言わないなどのトラブルはほとんど起きないですし、そもそもいい加減な業者を選ばないようにしていればトラブルが起きる可能性はかなり少なくなります。また、分からないところや不安なところ、疑問に感じたところというのは、都度業者に確認することがトラブルを回避する秘訣です。
Q11.工事中によくあるトラブルとは?
A.工事中によくあるトラブルといえば、工事中の急な変更と近隣トラブルです。
例えば、建築主としては工事中に家がどうなっているのか見たいので、現場に行くことは多いと思います。しかし、現場で工事を見ていると、急に変更したいところが見つかり、作業している大工さんに直接伝えてしまうということがあります。当然営業担当者や工事担当者などが知らないところで変更になってしまいますので、担当者との関係が悪化する可能性があります。そして、のちのち高額な追加工事費用を請求されてしまうということがあります。また、建築主は普段は別のところで生活しているため、なかなか実感しにくい部分でもありますが、近隣の人からすれば数カ月にもわたる工事の騒音や振動、更に車が出入りしたりなど、毎日毎日迷惑を感じながら生活をしなければなりません。そのため、近隣トラブルが起きないように、施工会社とはよくよく打ち合わせを行い、隣人にはしっかりとあいさつを行っておくことが大事になります。近隣の人との関係は工事中だけの関係ではなく、家が完成してからが本当の付き合いになります。ですので、できるだけトラブルが起きないよう私たちも最善を尽くします。
Q12.施工業者の倒産が心配なのですが?
A.確実に避ける方法はありませんが、完成引渡保証があるかどうかで不安は軽減されます。
支払った費用で家が完成するかどうか、ということが重要になります。そのためには、住宅完成保証制度利用届出事業者を利用するということが大事になります。この住宅完成保証制度の利用届出事業者であれば万が一倒産したとしても家は保証してくれますので、お施主様の立場としては安心です。これは業者選びの一つの尺度ともなりますので、やはり業者の倒産が心配のようであれば、住宅完成保証制度利用届出事業者を選ぶというのを一つの基準で考えてみてはいかがでしょうか。ちなみに、アイフルホームでは住宅業界の中で初の完成引渡保証を制度化しました。
Q13.倒産したらお金は返ってくるの?
A.ほとんどの場合返ってきません。工事が最後まで続行されず、引渡しされる事は少ないのが実情です。
もし契約した建築会社が倒産したら、お客様の家は建たなくなってしまいます。ましてや工事途中だった場合、残念ながらその分支払ったお金も返ってきませんし、お客様の家も完成しません。マイホームの為には、また一から資金を貯めなくてはいけません。住宅メーカーを選ぶ時には、その会社が本当に信用できるかをしっかりと確認する事が大切です。アイフルホームの場合は、FC本部が保証元となる完成引渡保証が全棟にお約束されています。万が一引渡までの間に建築会社が倒産しても、完成と引渡を100%履行する制度です。通常の地場の工務店・メーカーではありえない、FCシステムだからこそできる安心のシステムです。
Q14.倒産した場合、会社によって対応って違うの?
A.変わります。必ずご契約前に“完成・引渡を保証する制度”があるかをご確認下さい。
完成・引渡を保証する約束を契約時に交わす会社と交わさない会社によって対応は変わります。約束しないところは大工さんや地場の工務店さんが多いです。メーカー系でも保証を約束しないところもあります。アイフルホームは地場の工務店でありながら、FCシステムを導入しておりますので、きちんとFC本部が完成引渡をお約束させていただいております。まず倒産する可能性は少ないですが、万が一のときも安心の仕組みがあります。
Q15.アイフルホームは倒産大丈夫?
A.絶対に倒産しないと言い切れる会社はありません。だからこそ倒産した時の備えが必要です。
弊社においては当面の間は問題ありません。但し、1年間で倒産する会社は1万社に上るという事実もあります。つまり、絶対に倒産しないと言い切れる会社は存在しないと思います。だからこそ万が一倒産した時に、お客様をお守りする仕組みを備えておくことが、企業としての責任と私たちは考えます。アイフルホームグループでは、万が一ご契約いただいた加盟店が倒産などの不測の事態により契約を遂行できない場合、お客様のお住まいの“完成”“お引渡し”を保証する完成引渡保証を備えております。
Q16.倒産したらどこが対応するの?
A.完成引渡保証を適用し、アイフルホーム本部主導の下、近隣の加盟店がお客様のお住まいの“完成”“お引渡し”を行います。
アイフルホームグループでは、万が一ご契約いただいた加盟店が倒産などの不測の事態により契約を遂行できない場合、お客様のお住まいの“完成”“お引渡し”を保証しております。これはご契約いただいた工事請負契約の内容通りに、契約金額以上の追加費用を一切いただくことなく完成とお引渡しを100%保証させていただくものとなります。実際には保証元であるアイフルホーム本部主導の下、近隣の加盟店が工事の“完成”“お引渡し”をさせていただきます。倒産の事実が確認されれば、アイフルホーム本部よりお客様にご連絡差し上げるとともに、以降のお手続きに関してお打合せをさせていただきますので、ご安心下さい。
Q17.建築途中で倒産したらどうなるの?
A.現在の法律ではこれを保証してくれる仕組みはありません。アイフルホームには『完成引渡保証』があります。
建築途中で倒産した場合、工事はストップしてしまいます。そのまま雨ざらしのままで放置されることになってしまうことになります。現在の法律では保証してくれる仕組みはありません。また、こういった事態にそなえて完成保証をうたった保証会社もありますが、保証金に限度額が設けられている場合や引継ぎ工事をあっせんするが保証はされていないなど、100%カバーされていない場合がありますので注意が必要です。アイフルホームは100%完成引渡をお約束する『完成引渡保証』があります。お客様と加盟店が契約した建物を完成してお引渡しするという当たり前の仕組みを、業界初でいち早く制度化しました。お客様負担なしになっておりますので、ご安心ください。